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大地震の日 [実話]

大地震のこと、忘れないように記録しようと思いました。
ひとりで留守番をしていた娘目線のお話を、私なりの書き方で書きました。
ちょっとユーモラスに書きますが、不謹慎なわけではありませんよ。
あまり深刻じゃない方がいいと思うので…
では、どうぞ

*******

あ~あ、学校も卒業したし、勉強もしなくていいし、春休みってサイコー!!
パパとママは仕事だし、おばあちゃんもいないし、友達にメールしまくろう。
親がいるとうるさいからなあ。
あ、ママは優しくてきれいだけどね。(すみません。脚色しました…)
ん?何か揺れてる…。地震だ!大きいぞ!!
布団をかぶろう。ベットに寝転がっていてよかった。
うわ!すごい!窓開けよう。ひえ~、怖いよ!!!
…治まった?治まったよね。よし、下に降りよう。

何じゃこりゃあ!部屋中めちゃめちゃだ。あっちの部屋もすごい。
おお!箪笥が倒れてる。さっきの音はこれか。
とりあえず、写メ撮っておこう。
ええ~っと、どうするんだっけ。ああ、そうだ、靴を履こう。
いいところに学校の上履きが…。汚いから捨てなさいってママが言ったけど、役に立ったじゃん。
あ、台所で水が出てる。止めなきゃ。
うわ~。食器が割れてるよ。ちょっとは片付けておくか。
あっ、また地震だ。外に出よう。

お向かいのおじさんだ。はい、大丈夫です。
「面白いくらい揺れたな」って…おじさん、不謹慎だよ。
震度6強?すごいね。震源地は東北なの?絶対関東だと思ったよ。
あ、おばあちゃんが帰ってきた。
ちょっと、おばあちゃん何してるの?部屋の片づけなんてあとでやりなよ。
大きい余震が来たらまた崩れるよ。
それより外にいた方がいいよ。危ないから。

さっきからママとパパに電話してるけど、全然つながらない。
友達にも一斉メールしよう。「大丈夫?」

あ、ママが帰ってきた。
泣いてなかったかって?泣くわけないじゃん。
言っておくけど、この家でいちばん防災訓練をしているのはわたしだよ。
そりゃあ怖かったよ。あ、写メ撮ったけど見る?
見る必要もないか。生で見ればいいもんね。ほら、この通り。
すごいでしょう。2階はもっとすごいよ。
箪笥倒れてるから。

え?どこにいたかって?
わたしは自分の部屋に…
あ、え~と…ちょっと寝てたかな…。ちょっとだよ。ちゃんと起きてたよ。
メールもそんなにしてないよ。ホントだよ。
あ~やばい。誰もいないときは下に居てって言われてたんだっけ。まあいいや。

パパも帰ってきた。パパにも写メを見せてあげよう。
実物見るからいい?そりゃそうだね。

停電だから、懐中電灯用意した方がいいよ。
あと蝋燭ね。
晩ごはんどうするの?ああ、昨日の鍋の残りだね。
寒いからちょうどいいよ。まさに闇鍋だね。

2階で寝るの怖いよね。リビングでみんなで寝るの?
じゃあ、地震が来たらすぐに逃げられるように、必要な物を用意しようね。
寒いね~。
あ、電気ついた。10時半だ。よかったね。暖房つけよう。
ああ、電気ついたらお腹すいた。お菓子食べようよ。

じいじとばあばも無事だって。メールが来たよ。
じいじは真っ暗な中で酒飲んでるって。まあ、そんなことだと思ったよ。
あ、やっと友達から返信メールが来た。
受信メール22件?おお、わたしって人気者!
まだ余震があるね。こわいね。
…ってパパいびきかいて寝てるよ。のんきだな。
あ、ママも寝てる!
まったく…のんきな家族だよ。
やっぱり私がしっかりしないとね。

******

ちょっと脚色してますが、ほぼ実話です。
ちょっとノー天気に書きましたが、実際はかなり怖かったです。
家族と連絡取れなくて、すごく不安でした。娘もきっと、不安だったと思います。
意外としっかり者だったので驚きましたが…

我が家より、もっともっとひどい被災者の方に、心からお見舞い申し上げます。

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おお!O型? [実話]

 じつは、これは実話です(オヤジギャグか!さむ(><)

 娘を連れて目医者に行ったときの話。

待合室で、私の隣に老夫婦がすわった。

どうやら診察を受けるのはおじいさんで、おばあさんが代わりにカルテを書いていた。

「生年月日は?」

「〇年〇月〇日だ」

「身長は?」

「〇〇〇センチだ」

「体重は?」

「〇〇キロだ」

「んじゃあ、血液型は?」

「O型だ」

そこで、おばあさん手を止めて、

「ん?おおがた?おおがたって、どういう字書くんだ?」

すると、おじいさん

「おおだから、大っていう字だっぺ。ほれ、犬の点がない字」

「大?」

とおばあさん、カルテに書こうとして

「いやいやいや、違うべ、これ」

私は思わず吹き出して、

「あの…アルファベットです。こうです。Oです」

と、書いてあげた。

おじいさんとおばあさん、大爆笑[わーい(嬉しい顔)]

「いや~、ふたりとも認知症だから、しゃーねーべー」

と、しばらく笑っていた。

こんな可愛い、おじいさんとおばあさん、いつまでも元気でね[黒ハート]

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